カタナンケ Catananche caerulea

カタナンケの花
写真 カタナンケ ‘ブルー’
撮影時期 2008.6.30
栽培状況 秋播き後、鉢植え
科名・属名

キク科
ルリニガナ属

園芸分類

耐寒性宿根草、一・二年草

別名

ルリニガナ(瑠璃苦菜)

原産地

地中海沿岸

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【カタナンケについて】

カタナンケは、ルニリガナ属の宿根草ですが、高温多湿に弱いので暖地では夏に枯れることが少なくありません。ブルー系の花がよく栽培されますが、白花もあり、花後はドライフラワーになります。

栽培したところから言うと、育苗はさほど難しくはありませんが、秋播きにした場合、通常の栽培では、春に充実した株にまで育ちにくくと言えます。また、開花時期が遅いため、梅雨時から梅雨明けになることが多く、本来の美しさを発揮できていません。そこで、春播きにして、夏場、苗を涼しいところに置いて、秋に定植してみるべく育てています。結果は、追記します。

【花の特徴と性質】

草丈

30〜40pほどです。

花茎が長く伸びて、その先に花径5pほどのブルーの花を咲かせます。他の花色もあるようですが、ブルーの品種が一般によく出回っています。ドライフラワーとしても利用できます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はそれほどないので、冬は霜除けが必要です。耐暑性が弱く、暖地では、夏には枯れてしまうことが多いです。

学名の説明

Catananche・・・・・「強い刺激」即ち媚薬を意味するギリシャ語に由来します。

caerulea・・・・・「青色の」

【主な種類と品種】

ブルーとホワイトの花色のタネが販売されています。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

暖地では、春播きにして定植すると、花が咲かないうちに夏の高温多湿で枯れてしまいます。一方、9月下旬〜10月上旬に播くと、花が咲く頃には梅雨の時期と重なり、こちらもあまりよい結果が得られていません。

そこで、春播きにして、苗の状態で涼しいところに置いて育て、秋に定植する方法がよいのかなと思っています。

寒冷地で春に播く場合は、翌春に開花し、二年草扱いになります。

いずれの場合も、箱播きにして、覆土はタネが隠れる程度に薄くします。

発芽後、本葉が3〜4枚のころにポットや小鉢に植え替えて、定植するまで苗を育てます。

植え付け

酸性土を嫌いますので、花壇に植えつけるときは、苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。

ポットに根が回ってきたら、花壇やプランターなどに定植します。

花壇に定植するときは、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

カタナンケの花

株間

25〜30pほどが適当です。

植え場所・置き場所

日当たりと排水のよいところに植えつけます。鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

乾燥には強いですが過湿を嫌いますので、鉢やプランターに植えた場合は、できるだけ雨に当てないようにします。

花茎の途中でしおれてしまうことがよくありますが、おそらく過湿にしたことが原因ではないかと思われます。

冬の管理

耐寒性がそれほど強くないので、特に寒いときは不織布をべた掛けるなど霜除けをした方が安心です。鉢植えは、軒下など霜の当たらないところに置きます。

肥料

元肥として緩効性肥料を施します。

病気・害虫

特にないようです。

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