ガーベラ Gerbera jamesonii

ガーベラの花の写真
写真 ガーベラ
撮影時期 2006.11.11
栽培状況 開花株購入

キク科
ガーベラ属

半耐寒性宿根草

ハナグルマ

南アフリカ

庭植え、鉢植え

4〜10月

【ガーベラについて】

ガーベラは、園芸店やホームセンターなどの定番商品で、季節を問わず美しいガーベラの花を見かけない時期がないくらいです。このガーベラは、南アフリカで原種が発見され、その後、イギリスやフランスを中心に品種改良が続けられて、今日の品種につながっています。

ブルー系の品種がないとはいえ、花色が豊富で、一重咲きから半八重、そして完全八重咲きまで花の形も色々です。

ガーベラは過湿を嫌いますし、耐寒性があまりないので、雨の多い日本では花壇に植えて楽しむのにはあまり向いているとは言えません。ただし、最近出回るようになったガーデンガーベラは、花壇に植えてもよく育つように品種改良がなされています。

栽培したところでは、きれいに咲いた鉢物を買っても、なかなか翌年に同じように咲かせることができないでいます。手が回らず管理が不十分なことに尽きます。

なお、耐寒性については、軒下に置いておくと大輪系の品種は地上部が枯れてしまいますが、春には芽を出します。矮性種は、もう少し耐寒性が強いようで、冬でも葉を付けており、そのまま越冬します。

【花の特徴と性質】

ガーベラの花の写真

草丈

草丈は30〜40p程度ですが、矮性種は15〜20p程度ですので、鉢植えに向いています。

花茎は大輪系で10〜12pにもなりますが、矮性種では6〜8p程度です。

花色は、白、黄、橙、桃、赤と多彩ですし、バイカラーの品種も見かけるようになりました。

耐寒性・耐暑性

ガーベラは耐寒性が弱いので、寒地では戸外では越冬できませんが、暖地の場合は、軽く防寒してやれば冬を越すことが可能です。

学名の説明

Gerbera・・・・・18世紀のドイツの植物学者ゲルベル(T. Gerber)に因みます。

jamesonii・・・・・ガーベラの原種採取に貢献したジャメソン(R. jameson)に因みます。

【主な種類と品種】

「サカタのタネ」に出ていたガーベラのタネをご紹介します。

フェスティバル
スピーディーミックス

草丈30cmほどです。花径8cmの中輪の花色がミックスされた品種です。開花が早くたくさん咲きます。'ラージフラワーミックス'は、花径10cmの大輪の花色がミックスされた品種です。

オータムカラーズ

草丈40〜45cmで、花径10cmの豪華な大輪八重咲きの品種です。

フェスティバル
ミニミックス

草丈20cmで、花径6cmの花色がミックスされたコンパクトな品種です。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

通常は、鉢植えを購入して育てますが、タネも販売されています。タネから育てる場合は、3月下旬〜4月中旬ごろに播きます。

苗の立ち枯れ秒を防ぐためタネ播きの用土は清潔なものを使用します。箱播きにして、覆土は5mm程度にします。適温であれば5日程度で発芽します。

発芽後、本葉3〜4枚のときにポリポットに植え替えて、薄めの液肥を与えながら苗を育てます。

植え付け

タネを播いて育てた場合は、本葉5〜6枚になったら根を切らないようにして鉢やプランターに植え付けます。

ガーベラの花の写真

園芸店やホームセンターなどでは、鉢植えのガーベラが売られていますが、小さい鉢に植えられてるときは、そのまま育てると根詰まりをしてしまいますので、一回り大きい鉢やプランターに植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

置き場所

秋から春は、できるだけ日当たりのよい場所に置いて育てます。

夏は、風通しのよい明るい日陰に置きます。また、梅雨時や長雨が予想されるときは雨のかからないところに移します。

植え替え

買ってきた株から花芽が出なくなったら、植え替えします。花の終わった花茎を切り、鉢の土を半分ぐらい落として一回り大きい鉢に植えつけます。

その後は、毎年、植え替えをします。時期は3〜4月又は9月ごろが適期です。

日常の管理

過湿になると根腐れを起こしますので、土の表面が乾いてから水やりします。

葉が茂ってきたら古い葉を取り除いて、株の中心部に日が当たるようにします。そのままにしておくと、次第に花が咲かないようになってきます。

冬の管理

寒い時期に開花株を購入したときは、室内の日当たりのよいところで育てます。

ガーベラの花の写真

暖地の場合は、室内に入れなくても霜の当たらない軒下に置けば、葉が枯れることはありますが春になると新芽が出てきます。

ふやし方

うまく育てば、植え替えの時に株分けで増やすことができます。

肥料

ガーベラは多肥を好みますので元肥として緩効性の化成肥料を施し、その後は、液肥を2週間に1〜2回程度与えます。

病気・害虫

病害虫はあまり気になりませんが、アブラムシやアカダニを見つけたら駆除しておきます。

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