イワチドリ(岩千鳥) Amitostigma keiskei

イワチドリの花
写真 イワチドリ
撮影時期 2016.3.20
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ラン科
ヒナラン属

園芸分類

ラン科の球根(塊根)

別名

ヤチヨ

原産地

近畿、四国地方など

用途

鉢植え

花期

4〜5月

【イワチドリについて】

イワチドリは、近畿地方や四国などに自生している小型の地生ランです。名前のとおり、山地の谷間の湿った岩場の割れ目などに見られるようです。

花径が1cmほどの小さな花ですが、ラン科特有の美しい花が咲きます。昔から人気のある山野草で、園芸化されていて入手も容易です。

栽培したところでは、球根を購入して鉢植えにしたものの、名札が落ちたことから他の草花に混じってほったらかしのようになっていましたが、今年、1株ながら美しい花が咲いていました。

そんなわけで、栽培自体はそれほど難しくはないようです。まとめて植えるとより美しいので、大切に育てていこうと思っています

【花の特徴と性質】

草丈

8〜15cmほどの小型の地生ランです。

花径が1cmほどの花が咲きます。ピンクや白色の花色があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があります。

学名の説明

Amitostigma・・・・・もともと、ギリシャ語の mitos(糸)+ stigma(柱頭)を語源とする Mitostigma 属であったのが、別属に変更され、Mitostigma 属でないということでギリシャ語の a(無)が頭に付いたものだと言われています。

keiskei・・・・・明治初期の植物学者である伊藤圭介の名前に因みます。

【主な種類と品種】

ヒナラン属では、イワチドリの他にヒナラン、コアニチドリ、エノモトチドリなどが栽培されています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

芽出し前の3月ごろが植えつけの適期です。小型の地生ランですので、通常は鉢植えで育てます。

置き場所

植え付けから花が終わるまでは日当たりのよいところで育てますが、花が終わるころには半日陰の涼しい場所に移します。

10月になって涼しくなったら、日当たりのよいところに戻します。

イワチドリの花

鉢植えの用土

鹿沼土と軽石砂を2:1程度に混ぜた用土などを使います。市販の山野草培養土でも差し支えありません。

植え付け時には、元肥は入れないようにします。

植え替え

毎年若しくは2年に1回を目安に植え替えをします。時期は、芽出し前の3月ごろが植えつけの適期です。

日常の管理

芽出しから開花までは十分に水やりをします。梅雨時は過湿にならないよう鉢土が乾いてきたら水やりをします。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢植えの場合は、水やりは少なくしますが、鉢土がよく乾いたら晴れた日の午前中に軽く水やりをします。

ふやし方

植え替えの時に分球して増やすことができます。

肥料

花後と秋に有機性の固形肥料を置き肥します。

病気・害虫

それほど発生しませんが、灰色カビ病と軟腐病が発生することがあります。

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