アマドコロ Polygonatum odoratum var. pluriflorum

アマドコロの花
写真 アマドコロ
撮影時期 2009.4.12
栽培状況 庭植え
科名・属名

ユリ科
アマドコロ属

園芸分類

耐寒性宿根草

別名

ポリゴナツム

原産地

日本

用途

鉢植え、庭植え

花期
4〜5月

【アマドコロについて】

アマドコロは、日本の山野に広く群生しており、地下茎がトコロに似ていて、地下茎に甘味があるのでその名前が付いたようです。薬草としても利用されています。

50cmほどの茎が弓なりに立って、楕円形の葉を2列互生します。そして、春には葉腋から筒状の白い花が咲きます。実際に栽培されるのは斑入り品種で、切り花や庭園用に使われますが、最近は鉢物にも仕立てられています。

なお、近縁のナルコユリも日本に自生しますが、園芸店などで手に入るのはほとんどがアマドコロです。見分け方が難しいと言われていますが、「4月ごろに早く咲く」、「花が1〜2個付く」のは、まず、アマドコロと考えて差し支えないかと思います。

栽培したところでは、耐寒性、耐暑性とも強くて丈夫な宿根草ですので、栽培は容易です。

【花の特徴と性質】

草丈

50pほどになります。

葉腋から筒状の白くて小さな花が垂れ下がるようにして咲きます。果実は小さな球形で、熟すと黒くなります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があります。

学名の説明

Polygonatum・・・・・ギリシャ語の polys(多い)+ gonu(膝、節)が語源です。

odoratum・・・・・「匂いのある」、「芳香のある」

pluriflorum・・・・・「多花の」

【主な種類と品種】

一般的に斑入り品種が栽培されています。ナルコユリとして売られているものも、このアマドコロである場合があります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

通常は、春に園芸店などでポット苗が販売されていますので、これを買って育てます。花壇に植えても、鉢やプランターでの栽培にも向いています。株分けしたものは、芽が出る3月頃と秋の10〜11月頃が適期です。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥と緩効性の化成肥料を少し入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの場合は、5〜6号鉢程度に植えつけます。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、どちらかと言うと半日陰が適しています。特に、夏の西日が当たるところは避けるようにします。半日陰でも花はよく咲いてくれます。

鉢やプランターも、半日陰になるところに置いて育てます。

アマドコロの花

植え替え

花壇に植えた場合は、4〜5年は植えっぱなしにできますが、株が混みあってきたら、株分けを兼ねて植え替えます。

鉢植えは、2年に1回程度を目安に植え替えます。

日常の管理

鉢植えは、鉢土の表面が乾いたら水やりをします。

冬の管理

冬には地上部が枯れますので、冬が来たら地際から切り取っておきます。

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えた場合は、水やりは少なくします。

ふやし方

通常は、春先又は秋の植え替え時に株分けをして増やします。

肥料

庭植えの場合は、ほとんど必要としません。鉢植えの場合3〜4月と9月に緩効性の固形肥料を月1回程度置き肥します。

病気・害虫

大きな被害を与えるようなものは特にないようです。

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