"> アジュガ|育て方と花の写真|365花撰|栽培の手引集

アジュガ Ajuga reptans

アジュガ ‘チョコレートチップ’の花
写真 アジュガ ‘チョコレートチップ’
撮影時期 2015.4.11
栽培状況 庭植え
科名・属名

シソ科
キランソウ属
(アジュガ属)

園芸分類

耐寒性宿根草

別名

西洋十二単
西洋キランソウ

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え (グランドカバー)

花期

4〜5月

【アジュガについて】

アジュガは日陰にも強い、丈夫な宿根草です。耐寒性も強く、冬でもつややかな葉をつけていますし、少し地味ではありますが、穂状に咲く花もなかなか捨てがたい魅力があります。特に、写真のようにまとめて植え付けると、見応えがあります。

また、斑入りのきれいな葉を持つ品種もありますので花のない時期でも楽しめます。

栽培したところでは、耐陰性が強く、あまり日当たりの良くないところでも十分に花が咲きますので、こうした場所には利用価値が高い宿根草です。

【花の特徴と性質】

アジュガの花

草丈

ロゼット状の葉で地表を覆い、広がる力が強いので、グランドカバーとしてよく利用されます。

花が咲いたときは、20〜30pほどになります。

写真のように青紫やピンクの小さな花を密につけて穂状に咲きますので、捨てがたい魅力があります。

また、青葉種の他に斑入り葉もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性が強いので、育てやすい宿根草です。

学名の説明

Ajuga・・・・・ギリシャ語の a(無)+ jugos(くびき)が語源です。

reptans・・・・・「ほふく性の」

【主な種類と品種】

‘パープレア'
A. reptans cv. Purpurea

通常、よく見かけるのが本種です。紅色葉でブルーの花が咲きます。(写真下)

レプタンス・ピンク

ピンクの美しい花でカーペット状に広がります。(写真中)

‘キャトリンズ ジャイアント'
A. reptans cv. Catlin's Giant

草丈30〜40pになる大型種で、赤紫色葉にブルーの花を咲かせます。

‘チョコレートチップ'
A. reptans cv. Chocolate Chip

とてもコンパクトな品種で、赤みをこびた葉に青紫の花が咲きます。

‘バニラチップ'
A. reptans cv. Vanilla Chip

葉に白い斑が入り、中央は銀灰色になる葉の美しい品種です。花はブルーです。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店やホームセンターなどで、あるいは、種苗会社のカタログなどから苗を購入して植えつけます。時期は春でも秋でも可能です。

ほふく性で横に広がりますので、花壇に植える場合は、そこそこの広さを必要とします。鉢やプランターに植える場合は、径の大きな浅型のプランターが適しています。

アジュガの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20pほどにしますが、狭くするとそれだけ早く株が混みあってきますので、余裕があればもう少し広くしたいところです。

植え替え

庭植えの場合は、4〜5年たって株が込み合ってきたら、株分けを兼ねて、花後の春又は秋の10〜11月に植え替えます。

鉢やプランターに植えた場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。鉢やプランターを大きくしたくないときは、株分けをします。

植え場所

1日中日の当たるところより、半日陰の方が適しています。日当たりのよくないところでもよく育ちます。

また、排水がよく、過湿や乾きすぎにならない場所なら土質は選びません。

日常の管理

鉢やプランターに植えている場合は、あまり乾燥させすぎないようにします。また、できれば、花の終わった花茎は、早めに切り取るようにします。

冬の管理

耐寒性が強いので暖地の場合は霜よけなどは必要ありませんが、寒冷地の場合は霜除けをします。

ふやし方

匍匐茎(ランナー)が出ますので、これを切り取って植えつければ簡単に増やすことができます。

肥料

花壇に植えた場合は、肥料は必要としません。丈夫で、やせた土地でもよく広がります。

鉢やプランターに植えた場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は春と秋に液肥を月に1〜2回与えます。

病気・害虫

特にありません。

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