アザレア Rhoddendron simsii cv

アザレアの花
写真 アザレア
撮影時期 2010.4.18
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ツツジ科
ツツジ属

園芸分類

常緑広葉小低木

別名

セイヨウツツジ

原産地

日本、台湾

用途

鉢植え

花期

12月〜4月

【アザレアについて】

アザレアは、日本や中国のツツジがヨーロッパに渡り、主にベルギーなどで温室促成用に品種改良されたものです。花が大変豪華で、冬の鉢花として昔から人気があります。

最近、カタログや園芸店などにアザレアがあまり出てこないのが残念です。

栽培したところでは、栽培自体は簡単ですが、害虫対策が大事になります。特にベニモンアオリンガ(シンクイムシ)に蕾を食害されると花が咲かなくなるので要注意です。

【花の特徴と性質】

アザレアの花

樹高

剪定の程度にもよりますが、30〜40p前後で管理します。

花径は8〜10pほどです。花色は、白、淡ビンク、ビンク、赤などですが、絞りや覆輪など華やかな色合いの品種が中心です。

一般に八重のものが多いですが、一重の品種もあります。

園芸店では、冬でも花が咲いたものが出回っていますが、通常に管理した場合、買った次の年は他のツツジと同じように春に花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はやや弱いですが、暖地では軒下に置けば冬を越します。ただし、冬から春先に開花した鉢植えを買った場合は、花が傷みますので室内に置きます。

学名の説明

Rhododendron・・・・・ギリシャ語の rhodon(バラ)+ dendron(樹木)が語源です。

simsii・・・・・19世紀のイギリスの植物学者 John Sims への献名

【主な種類と品種】

アンブロシャーナ

鮮やかな濃紅色の八重咲

春のひびき

桃地に周囲が紅色の覆輪八重咲き

エリー

紅桃地に白覆輪と白絞りの銘花

ステラマリス

淡桃に濃紅ブロッチの丸弁大輪

【育て方と栽培のポイント】

タイワンヤマツツジやキリシマツツジをヨーロッパで改良したものがアザレアで、花が大きく華やかな色合いのものが多いですが、基本的にはツツジと栽培方法は変わりません。

植え付け

園芸店やホームセンターなどで、ほぼ周年売られていますが、12月頃が多いように思います。通常は、花が咲いた鉢植えを買って育てますが、植え替えは花が終わってから行います。

用土は、鹿沼土だけでもよく育ちますが、鹿沼土、赤玉土、腐葉土をほぼ等量にした用土に植えつけてもかまいません。

アザレアの花

置き場所

日当たりが悪いと花付きが悪くなるので、日当たりのよい場所に置きます。ただし、夏場は半日陰に移すと鉢の乾燥も少し防げます。

植え替え

アザレアは細根の生育が旺盛なため、5号鉢までの小鉢に植えている場合は、毎年植え替えを行った方がよく花が咲きます。6号鉢以上の大きい鉢でも2年に1回は植え替えをします。

開花株を購入したときも花後に植え替えますが、鉢が小さい場合が多いので、大きめの鉢に植え替えます。

日常の管理

忙しい人にとってアザレアの栽培で大変なのが、水やりです。特に夏場の水やりを欠かさないよう、また、冬場も、あまり乾燥させ過ぎないよう注意します。

剪定

アザレアは樹形が乱れやすいので、植え替え時に、剪定をしてやります。強く剪定しても芽を吹いてきますので、株の状態を見て行います。

ただし、遅くなると花芽を切ることになりますので、剪定は花後あまり間をおかずに行います。

冬の管理

冬に開花株を買った場合は、寒さで花が傷みますので、室内に置きます。春になったら植替えして戸外で育てます。

暖地の場合、花が咲いていない鉢植えの株は、冬場、軒下に置けば問題ありません。

肥料

固形の油粕を置く程度で十分です。

病気・害虫

基本的にツツジと同じですが、ベニモンアオリンガに蕾を食害されると花が咲かなくなりますので、オルトランなどを散布して食害を防ぎます。

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