アゲラタム Ageratum houstonianum

アゲラタムの花
写真 アゲラタム
撮影時期 2009.7.30
栽培状況 春にタネ播き後、庭植え
科名・属名

キク科
アゲラタム属

園芸分類

春まき一年草

別名

カッコウアザミ

原産地

メキシコ、ペルー

用途

庭植え、鉢植え

花期

5月〜11月

【アゲラタムについて】

アゲラタムは、アザミを小さくしたような花が咲き、カッコウアザミという別名があります。本来は宿根草ですが耐寒性がないので春播き一年草として扱われます。

元々は草丈が高いですが、品種改良によって矮性の品種ができ、こちらのほうが扱いやすいことから、花壇などにはもっぱら矮性の品種が植えられています。

栽培したところでは、アゲラタムは、とにかく花期が長いことが驚きです。夏場はさすがに花があまり咲かなくなりますが、霜が降りる初冬まで咲き続け、長いこと楽しめます。そういう点で、本当に育て甲斐のある草花だと思います。

【花の特徴と性質】

アゲラタムの花

草丈

草丈は、20p程度の矮性種から50p前後の高性種まであります。園芸店などで販売されている苗は、ほとんどが花壇で利用しやすい矮性種です。

草丈が低いので、鉢やプランターでの栽培にも適しています。

和名がカッコウアザミというように、春から秋にかけて、アザミのような小さな花を株一面に付けて咲きます。

色は、淡藍色、淡紅色、白色などがあります。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強く、関東以西の暖地の真夏の暑さにも楽に耐えます。

本来は多年草ですが、寒さに弱いので一年草として扱われます。株を鉢にとって、フレームなどに入れて冬を越せば来年、また楽しめます。

学名の説明

Ageratum・・・・・ギリシャ語の ageratos (年をとらない)が語源です。

houstonianum・・・・・スコットランドの植物学者で医師の William Houston への献名

【主な種類と品種】

矮性種と高性種に分かれます。

矮性種

草丈は15〜20cmほどで、花壇や鉢植えで楽しむのに適しています。‘ブルーハワイ’や‘ホワイトハワイ’などの品種があります。

高性種

草丈は60〜70cmほどになり、切花用に向いています。‘トップブルー’や‘レッドシー’などの品種があります。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

発芽もよく、育苗は比較的簡単です。タネは、4月になってから箱播きにします。好光性種子なので、覆土はしないか、ごく薄くかけます。

発芽後、本葉が3〜4枚程度になったときに、ポリポットに植え替えて育苗します。

植え付け

根がポットに回るようになったら定植します。定植する際、摘芯をしておくと側芽が出て花つきがよくなります。

花壇に植える場合は、バーク堆肥を1u当たり10Lと化成肥料を30〜50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

アゲラタムの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

植え付けの間隔は20p程度とします。鉢植えの場合は、春に苗が出回りますので、プランターの大きさに合わせ必要数を購入します。

アゲラタムは、思いのほか株が大きくなりますので、あまり詰めすぎないよう注意します。

植え場所・置き場所

日たりの悪いところでは徒長し、花付きが悪くなりますので、日当たりのよいところに植えるようにします。

鉢やプランターも日当たりのよい場所に置きます。

日常の管理

過湿にならないようにしますが、鉢やプランターに植えている場合は、夏場の水切れに注意します。

ふやし方

株を増やしたい場合は、挿し芽もできます。発根が容易なので簡単に増やすことができます。

肥料

窒素肥料が多すぎると花付きが悪くなるので、控えめにします。

花期が長いので、鉢植えの場合は、夏場を除き10日に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にありません。

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