アカシア Acacia spp.

アカシアの花
写真 スペクタビリス
撮影時期 2009.3.14
栽培状況 庭植え
科名・属名

マメ科
アカシア属

園芸分類

常緑小高木、低木

別名

ミモザ

原産地

オーストラリア

用途

庭植え

花期

2〜3月

【アカシアについて】

アカシアは、ほとんどがオーストラリアに自生しているマメ科の常緑中高木及び低木です。

ところで、アカシアといえば西田佐知子さんが歌った「アカシアの雨がやむとき」を思い出しますが、あの歌に出てくるアカシアは、ニセアカシア (Robinia pseudoacacia)であると言われています。

アカシアには、大きくなるものから矮性のものまでいろいろな種類がありますので、種類を選べば鉢植えでも育てられないことはありません。

栽培したところでは、スペクタビリスという種類を2007年の秋に植えたところ、生育が非常に早く3年目には樹高3mほどになり、美しい花が咲きました。その後、強風で倒れてしまったのが残念です。

なお、ギンヨウアカシアは、別に載せています。

【花の特徴と性質】

アカシアの花

樹高

大きく成長し、高さ4〜6mほどになります。ただし、最近は小型の品種も出回っています。

早春に鮮やかな黄色の花が球状になって咲きます。写真のように、満開時は木が黄色くなるほど花に埋もれます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が弱く、関東以西の暖地でないと庭植えは厳しいかと思われます。

学名の説明

Acacia・・・・・エジプト産の本属の1種のギリシャ名 akazo(鋭い)に由来します。異説では、ギリシャ語の akantha(刺)が語源とされています。

spectabilis・・・・・「壮観な」、「華々しい」

mearnsii・・・・・アメリカの植物学者 Edgar Mearns への献名

cultriformis・・・・・「ナイフのような形の」

floribunda・・・・・「花の多い」

drummondii・・・・・スコットランドの博物学者 Thomas Drummond への献名

【主な種類と品種】

スペクタビリス
(A. spectabilis)

花が大きく芳香があります。生育が非常によく、たちまち大きな木になります。その分、短命になりやすいようです。

モリシマアカシア
(A. mearnsii)

このアカシアは、他のアカシアよりも開花時期が遅く、5月に咲きます。香南市夜須町のヤシィパークには、たくさん植わっていて、花時は見事です。(写真中)

サンカクバアカシア
(A. cultriformis)

樹高は2〜3mで、葉が三角に近い形をしているので、このように呼ばれます。

ヤナギバアカシア
(A. floribunda)

葉が柳のように細長いのでこの名前ついています。マキバアカシアとも呼ばれています。

モニカ
(A. drummondii)

矮性のアカシアでよく出回っている種類です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

通常、春に園芸店やホームセンターなどで苗が販売されていますので、これを買って植えつけます。

根鉢の2倍、ポット苗の場合は3〜4倍程度の植え穴を掘って、腐葉土もしくはバーク堆肥などの堆肥を入れて植えつけます。

苗のうちは風や雪で倒れやすいので、植え終わったらかならず支柱をし、タップリと水やりをします。

アカシアの花

植え場所

日当たりと水はけのよいところに植えつけます。砂質壌土に適していますが、土質は、さほど選びません。

大きくなると移植が難しくなりますので、植えつけ場所はよく吟味しておく必要があります。

剪定

放任すると、どんどん高くなってしまうので、花が終わったら切り戻しをします。

アカシアは、夏ごろに花芽をつけ始めますので、遅くても7月中には終えるようにします。冬に枝を切ってしまうと、翌春には花が咲きませんので注意します。

ただし、若木の場合は、花よりも樹形を考えて、必要なら随時剪定をします。

肥料

肥料は控えめにします。チッソ肥料が多いと伸びすぎて風で倒れやすくなります。

病気・害虫

モンキチョウが葉や花芽を食べてしまうことがあります。

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